野村仁 (Hitoshi Nomura):Time-Space 1968-1993
写真を主に使用しながら、インスタレーションや彫刻という形で世界と宇宙をひたすら「時間の経過」という視点からじっと見つめる作家である野村仁。本書、『Time-Space 1968-1993』は、彼の作品を100点近く収録した大変見ごたえのある作品集です。巻頭では、中原祐介と中村敬治による解説が掲載されており、巻末には野村仁のインタビューも収録されております。年を経るごとに、より長いスパンの時間の経過にどんどんと目を向けていく彼の作品を見ていると、時間という概念がはっきりと身体的な感覚としてすっと体の中に入ってくるような気がします。優れた作品集となっておりますので、是非お勧めしたい一冊です。



